ご挨拶

このたび、ことばの相談室voice & speechをオンライン先行で開設致しました。病院やクリニックで勤務していた頃、様々な患者様のお話を伺い、「言語聴覚士という職業を初めて知った」「このようにことばの治療ができることを知らなかった」などのお声をいただくことが多くありました。

そこで、少しでも気軽に声やことばでお悩みの皆様にご対応できないかと思い相談室を開設するに至りました。今までの治療経験を活かし、皆様のお役に立てるよう尽力していきます。どんな小さなお悩みでも、まずはお気軽にご相談ください。

代表　言語聴覚士　柳有紀子

　　　　　　　　　　　　　　　　　Yukiko YANAGI　

 

略歴

2007年東京外国語大学卒
2009年国立障害者リハビリテーションセンター学院修了、言語聴覚士免許を取得
国際医療福祉大学三田病院 声の治療・相談センター、山王病院東京ボイスセンター、東邦大学
医療センター大森病院など都内の病院・クリニックで治療経験を積む
2015年日本福祉教育専門学校にて教員　言語聴覚士の育成に携わる
（講義科目：音声障害、構音障害など）
2020年筑波大学大学院前期博士課程修了　発声の治療法について研究
2021年ことばの相談室voice & speech 開設
これまでに著名人を含め2000例以上の音声治療を経験
臨床のかたわら、言語聴覚士を目指す学生に対して講義活動を継続
専門は、成人・小児問わず「声」と「発音」の治療　（音声障害・構音障害・吃音）

所属学会

日本言語聴覚士協会

日本音声言語医学会

＜過去の執筆論文＞

・柳有紀子，駒澤大吾，菅野倫子，相川倫，尾崎千宝，加我君孝，渡邊雄介：muscle tension dysphonia（MTD）症例の音声治療について－チューブ発声法を用いた1症例についての考察－．音声言語医学，54：40-44，2013.

・柳有紀子，石川幸伸，中村一博，駒澤大吾，渡邊雄介：性同一性障害症例におけるホルモン療法による音声の経時的変化．音声言語医学，56：250-256，2015．

・Yukinobu ISHIKAWA, Yukiko YANAGI, Michi SUZUKI, Ujimoto KONOMI: A questionnaire to assess olfactory rehabilitation for laryngectomized patients (Provox voice prosthesis users) in Japan. Auris Nasus Larynx,2018.

・Yukinobu ISHIKAWA, Yukiko YANAGI, Michi SUZUKI, Ujimoto KONOMI: A questionnaire to assess phonation and problems in daily living for Provox (R) voice prosthesis users in Japan. Indian Journal of Otolaryngology and Head & Neck Surgery, 2020.

・Yukinobu ISHIKAWA, Yukiko YANAGI, Michi SUZUKI, et al. Efficacy of Nasal Airflow-Inducing Maneuver in laryngectomy patients: A retrospective cohort study. The Laryngoscope, 2020.

＜学会発表＞

・柳有紀子，駒澤大吾，菅野倫子，他：muscle tension dysphonia（MTD）症例の音声治療について－チューブ発声法を用いた1症例についての考察－．音声言語医学会，2011.

・柳有紀子，石川幸伸，中村一博，他：性同一性障害症例におけるホルモン療法による音声の経時的変化．音声言語医学会，2012．

・Yukinobu ISHIKAWA, Yukiko YANAGI，Toshiyuki YOSHIDA, et al．：Relation between verbal perseveration and naming ability in aphasia． Asia Pacific Conference of Speech, Language and Hearing,2015. (Best Presentation Award受賞)

・石川幸伸，柳有紀子，相川倫：ボイスプロステーシス（Provox）使用者に対する発声リハビリテーションに関する実態調査．日本音声言語医学会，2016.　　　　　　　

・松島康二，柳有紀子：披裂軟骨内転術変法（All Muscle Preserved Method）.日本音声言語医学会，2019.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　など　

 

「１日でも早く状態を改善する」ために、尽力させていただきます。

医学的に見てより良いプログラムを提供しますので、一緒に頑張りましょう！